こんにちは、代々木の鍼灸salon KUKUNAです。
東洋医学の血(けつ)とは、血液とほぼ同じ意味ですが、
成分や血液循環も含めた広い意味です。
血は気によって生成され、気を乗せて血管を通り全身に栄養を届ける作用と、
髪や筋肉、皮膚などを潤す作用があります。
血と気は相互に密接に関連するため、お互いの異常はともに影響しあいます。
●血の不調で起きる症状●
血が不足すると、【血虚】
目がかすむ、動悸がする、艶がない、筋肉のけいれん など
血の働きが悪く滞ると、【血瘀】
肩こり、便秘がち、しみやそばかすが目立つ、くすんで乾燥ぎみ など
血に熱がこもっていると、【血熱】
鼻血、出血が止まりにくい、月経過多 など
気の不足により血を動かすことができずに起こることがあるので、
どちらが原因か見極める必要があります。
血を作る源は食事です。
暴飲暴食に気を付けてバランスの良い食事を心がけましょう。